こんにちは
今回はツイッターの方で子供達が産まれた時のことも〜とのお言葉を頂いたので
長女のあーちゃんが産まれた時の事を書こうと思います。
ただ初産で必死すぎて忘れてる所も多数です…
なので思い出しながら…。
予定日の大体1週間前。
その日はちょっと風邪気味で熱と腹痛でかなりの絶不調!!
しかもその前日からまーくんと喧嘩。
調子悪いとも言えずにいました。
腹痛の方は陣痛かなぁとは思いつつも、
1ヶ月前くらいから「これはもしかして!」「やっぱ違ったー」を繰り返してた為今回も違うだろうと思ってました。
調子悪いと友達とのLINEでぼやきながらもそのまま寝たんですが、夜腹痛で起きる。
トイレに駆け込むも、出ない。
でも痛いとはいえ酷い腹痛レベル。
陣痛っていうのはもっと痛いはず…。
しばらく経験者の友達とLINEをしてると、友達が「やっぱりそれ陣痛だと思うよ!」と言われて、
間違ってても仕方ないや!とりあえず連絡!とまーくんに電話。
病院にも電話しようとした時に
オシルシきたぁぁぁぁぁぁぁぁ
これは確定ィィィィィィィィィ
となりまして。
でも初産のため、もう少し間隔が狭く一定になるまで家でゆっくりして下さい。との事。
まーくんが帰ってきてくれて、いつでも来い!となったものの…
朝まで間隔は狭く一定にはならず朝もう一度病院に電話をすると、とりあえず診察に行く事に。
診ていただくと、まだ間隔は狭く一定にはなっていないものの子宮こうは開き始めていたのでそのまま入院に。
しかし待てど暮らせど変わらず。
やる事などツイッターで実況する事くらい。
皆にはこんな時までツイッターかと言われたけど、
やる事ないし波のように痛みがくるからちょいちょい触れるツイッターがぴったり暇つぶしにちょうどよかったんですよね。
だけど睡眠不足と永遠に続くけど進まない痛みに疲労困憊。
そこで先生から提案が。
「強制破水をさせて促進剤を使います」
まぁ聞いた事はあったし、もう早く終わらせたい一心で了承。
これがまさかあんなことになるとは…
強制破水を済ませ、促進剤の点滴を打つと助産師さんが
「この促進剤がなくなる頃には本陣痛になると思うので〜。なんかあったら言ってください」と言って去っていきました。
数分後
ばかなの!?しぬの?!え?なんなの?
ってレベルの痛み。
小か大か赤ちゃんか分からないけど
何か出てる間隔。
大号泣しながら通りすがった助産師さんに助けを求めると
「もー。促進剤打ってすぐのこの痛みでそんな叫んでたら本陣痛と出産耐えられないわよ!しっかりしなさい!我慢!」
とガチめに怒られる。そして去って行く。
残された私とまーくん。
これ以上の痛みなんかあるのか?
無理だ絶対無理!
やめたい。帰りたい。
泣きじゃくる私と一生懸命テニスボールで腰とかお尻を押してくれる旦那。
やっぱりなんか出てる感覚。
本当にね、これ死ぬと思ったんですよ。
もう半端なく泣きじゃくってたら他の助産師さんが様子を見に来て…
「誰か!手が空いてる人お願いします!」
えええええええ!?
なにごと?なにごと!?
と私パニック。
医師への電話で現状を知る
「まだ促進剤全然残ってるんですけど、分娩準備室で頭出かかってます!」
なぁぁぁんだとおおおおおおおお!
さっきの助産師よんでこいやおらぁぁぁ
本陣痛じゃねえええかぁぁぁぁぁ
…なんて言えるわけもなく
白目を剥きそうな私に助産師さんから衝撃の言葉が。
「あのですね。頭出かかってるんですけど、ここは分娩準備室なんですよ。
色々器具とかもないので分娩室に行きます。歩けますか?」
はい?!?!
歩けますか?
歩けません!!頭出てるんでしょ?
無理だよ!
しかしこの「歩けますか?」は一応聞いただけだった事がその直後に分かる。
「ストレッチャーで運ぶと、乗せる時などに産まれちゃう可能性が高いので、全員で支えますので歩いて下さい」
あぁ…
もう質問じゃなくなってる…
私歩かされる…
両脇に2人後ろに1人、私の前にしゃがみながらおまたの下に手をお皿にする人、その後ろから旦那。
多分もっと居たかも
そんな感じで分娩室に連行。
ほんとに。
きつかったですよ。
分娩台にやっとのことで辿り着いて
放たれた言葉で
この数ヶ月予習して来た出産の知識なんて
全く役に立たないと知る。
「はい!もういいですよ!産んじゃって下さい!」
なんだそりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!
と心の中でツッコんだら
産まれました\(^o^)/
どうやらね
もう準備室の段階でだいぶおまたは裂けてしまってたようで、出て来るのは容易だったようです。
そこでかなりベテランぽいおばあちゃんの助産師さんが登場。
「長い時間陣痛進まなくて疲れてるからって強制破水と促進剤一緒にやるなんて、そりゃ辛いわよねぇ。早くは産めるけどねぇ。」
キイテナイヨ第二弾。
でも…産んですぐ胸の上にのせた赤ちゃんは
思っていたよりずっと小さくて
思っていたよりずっと人間ぽくて
思っていたより何倍も愛しく感じた。
赤ちゃんに縁なんてなかったから
オムツのCMとかでみる
ぷっくぷくの赤ちゃんしか知らなかったから
新生児ちゃんは本当に初めてだった。
一回お顔や身体を綺麗にしてから
赤ちゃんベッドで分娩台の横に運ばれてきた赤ちゃんを産んですぐだというのに私はずっとスマホで撮影してた。
そんな出産話。
後日談が何個か。
準備室で裂けたおまたはかなりの損傷だったらしく、
みんなが後陣痛だーとか言ってる中私はおまたの痛みが3ヶ月くらい続き、
授乳用に買ったクッションとドーナツクッションを二重に敷かないととダメなほど苦しみましたとさ。
まーくんの話。
無口な彼は終始冷静だったから
出産でも冷静でいられるなんてこやつすごいなと思ってたんですよ。
でも他の人に出産の事を話しているのを聞いて、
あぁ。あんな無口で冷静だと思ってたけどこんな事思ってたんだ…とちょっと感動しちゃいました。
「俺は血も別にそこまで苦手でもないし、倒れたりはしなかったけど、
あれを見て気分が悪くなったり倒れたりする男が多いのは分かった。
自分が愛して結婚した妻が、このまま死ぬんじゃないかっていうような姿をあんな近くで見る事なんてないし、本当に辛いものだわ。」
その会話をぼーっと聞いてた私は
なんか分からないけどワァァって泣いたとさ。
最後はあの我慢しなさい!と怒った助産師さんとの話。
産んだ後結構話しする機会があって最初は「恨んでるからなぁぁ」と思いながら会話してたけど、
ほんとその助産師さんサバサバしててその時の事もあははーって感じで、最終的にはかなり仲良くなってしまいました。
まぁこの後短スパンで2回も同じところで産んで、
助産師さんたちから下の名前で呼ばれるほどフレンドリーになるなど、まだこの時の私は知らない…。
そんな感じであーちゃんは
26年8月30日19時04分に50cm、2568gで産まれてきたわけでした!
読んでくれてありがとうございました!
また明日。
おやすみなさい